THE BEATLES ホワイトアルバム リマスターの件

ビートルズホワイトアルバム
個人的リマスターソングトップ10

1.Ob-La-Di,Ob-La-Da
2.Long, Long, Long
3.Revolution 9
4.Honey Pie
5.Cry Baby Cry
6.Yer Blues
7.Martha My Dear
8.Sexy Sadie
9.Everybody's Got Something to Hide Except Me And My Monkey
10.Good Night


オブラディオブラダはようやくスタジオ音源になったという感じでしたね。
中途半端なスタジオ版よりリハーサルテイクの適当なテイクが好きでしたがボーカルとコーラス、ホーンも整理されて綺麗になりましたね。
アビーロードの前半に入っても良い感じがしますね。

ロングロングロングも素晴らしいですね。
すごい丁寧なお仕事ですね。
ジョンレノンの息遣いとリンゴスターのフィルの処理はこれ以上ない感じがしますね。
アウトロの瞑想サウンドもさらに好きになりました。

レボリューション9も素晴らしいですね。
まったく別物の新しい曲に聴こえました。
良いか悪いか意見分かれそうですが。
新曲聴けたみたいな気分でラッキー。
というわけで好印象のありがとうございますを。

ハニーパイ、マーサマイディア素晴らしいですね。
ポールがやってた過去のスタイルの曲が見事に綺麗にクリアになってしまいました。
「いってらっしゃいませ、輝かしい過去へのタイムトリップお楽しみください」

という世界にとつじょ広がる4Kの世界。


ピアノとストリングスのユニゾンなどがクリアになったためか

鬼才ポールマッカートニーによる「狂乱の雨の中、メロディが笑顔」感が飛び抜けましたね。


この頃ジョンレノンはポールの曲をママの子守唄などと皮肉っていたそうですが、

これを生で聴かされたら、ほほぉと思っていたんじゃないでしょうか。

という名のリマスター。

ジョンがニルソンを絶賛していたと言いますがこの二曲は当時のニルソンの先の先を行ってますね。

閑話休題

当時の最先端機材で作られた音源を後の時代にリマスターする。
この作業について賛否両論あるのは周知の通りですね。

靄がかった当時のサウンドを想像力で膨らませ、こんな音だったんじゃないだろうか、とか。
限られた機材の中でこんなアイデアが生まれたんだと感動したり、とか。

ミステリアスでロマンがあるストーリー。
に、メスを入れる。

まあ、こんな楽しみ方もあったんだ。
という風に楽しめたらいいですね。

単に音圧が上がったようなものとかは好きじゃないですね。

あと、こんな風にできるんだ!
というエゴが先行して曲がフニャッとなるのも好きじゃないですね。

なのでバックインザU.S.S.R.とか
バースデーとか
サヴォイトラッフルとか
マザーネイチャーサンはあまり好きじゃなかったですね。

パワーアップしてむしろ好きになったのは
エブリバディガット〜ですね。
この曲はきっとマッチョが似合う曲なんですね。
さらにカッコいい。

ヤーブルースは色気が増しましたね。
ボーカルにかけたエフェクト、あざとさも感じましたが、こうしたいですよね。
ドラムの中低域のおいしいところが出て
「おれらバンドで演奏やってるぜ」感が出ましたね。

グッドナイトはリンゴスターの歌のローを切りましたね。
おかげでドリーミーな弦楽器と歌がきれいに分かれて、「それでは歌っていただきましょう!リ〜ンゴスター!」感が出ましたね。
リマスター前のまどろんだカオス感も好きでしたが。


と言う感じの第一印象です。
また変わるでしょう。

やっぱりビートルズって楽しいですね。

リマスターお疲れ様でした!
たくさん聴かせていただきます。

P.S. あ、休題したまま終わりました。