木を描く

夕暮れ時。

窓から見える木が

夕陽をうけてきれいだったので

絵を描こうと思い立った。

描いてるうちにどんどん陽が沈み

色がみるみる変わっていく。

一瞬で色が変わっていく。

この一瞬の中に自分もいるんだから

自分も何かしらの色が変わるんだろう。

同じものを描いてると同時に

変わり続けるものを描いている。

 

明日とかあさって以降の

心配事がちらと浮かぶけど

この一瞬の中にいることを

忘れるのは

惜しい気がする。

と思った5月15日。

 

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